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事業計画
 
平成16年度目黒区医師会事業計画

本会定款第4条により下記の事業を行う。
医道の向上並びに医学医術の進歩と医学教育に関する事業
各種の機会を通じ、医倫理の高揚をはかり、社会的信頼を高めるようにつとめる。
日進月歩の医学・医術の研修ならびに医療機能連携推進強化の立場から、目黒区内五大病院及び近隣の病院関係者を招聘しての学術委員会を行い、 年間9回の学術講演会を開催し、更に内科部会をはじめとする各専門部会による 講演会や各種研修会・研究会、また文化に関連した講演会等を開催する。更に医学に関する学習図書や視聴覚教材等を適時購入補充し、より一層の生涯教育の充実につとめる。

地域の医療と福祉に関する事業
東京都や目黒区、また関係諸機関との連携を密にし、地域住民のための医療と福祉の充実向上につとめる。
従来の在宅訪問看護事業、居宅介護支援事業を運営し、引き続き一層充実した介護支援を当該地域の介護対象者に供給できるようにつとめる。
鷹番休日診療所、中目黒休日診療所、八雲休日診療所の固定式休日診療所3ヶ所における休日診療(午前9時から午後5時まで)、また鷹番休日診療所における休日・土曜準夜診療(午後5時から午後10時まで)、並びに東京都指定二次救急医療機関による休日・全夜間診療並びに目黒区内救急医療機関による救急医療等に関しては、関係医療機関と連携を密にし、会員の協力を得て住民の救急の医療に対応する。
目黒区心身障害者センターあいアイ館における心身障害者医療相談事業の運営に協力する。
区の地域防災には、目黒区作成の災害医療救護活動計画にもとづき協力すると共に、災害時には目黒区医師会防災対策本部を設け、開設される救護所において遅滞なく医療救護活動を行うことが可能となるようにつとめる。
また、年1回区主催の総合防災訓練に参加すると共に、災害時の医療救護活動への組織化等について検討する。
病診連携・診診連携をはじめとする医療連携システムの核となる役割を担い、その強化につとめると共に、かかりつけ医機能の普及定着をはかり、地域への医療サービス向上につとめる。
介護保険制度の遂行充実については、介護認定審査委員会に引き続き委員を派遣すると共に、主治医意見書の内容充実を図るための講習会を必要に応じて開催する等、その制度の円滑な実施に向け努力する。
医療処置を伴うショートステイ利用者の需要に応じられるよう、受け入れ拡大に積極的に努力する。

社会保障医療に関する事業
日医、都医に協力して社会保障医療の向上改善につとめる。
健康保険に関しては、毎月1回定例的に社保・国保整備委員会を開催し、保険請求の指導、整備につとめる。また保険請求の内容や手順に関する講習会・説明会等を必要に応じ開催する。

公衆衛生の普及向上に関する事業
目黒区から委託を受けている各種予防接種・乳幼児検診・妊婦検診・難病検診・5歳児健診・インフルエンザ定期予防接種等を区と協力して引き続き行うと共に、生活習慣改善指導推進事業の円滑な実施に向け更に努力する。
目黒区40才以上健康診査については、対象者全員の受診促進につとめ、各種がん検診については対象者の拡大と一層の検診精度向上をはかる。
なお、実施3年目を迎える肝炎ウイルス検査や昨年度新規に実施された前立腺がん健診についても、円滑に行われるよう努力する。
区内8ヶ所の定点観測診療所による感染症定点観測を年間を通して行い、広域的な情報の発信と予防方法の普及向上につとめる。週1回の報告書を通して地域における疾病の流行情報の提供を行うことにより、会員がより適切に現状の把握を行い、予防と早期発見の対策を立てる一助となるようにする。
目黒区が行う区民まつりや健康フェスティバルに医師を派遣し、一般市民の健康教育・健康相談等を実施して公衆衛生の普及向上につとめる。また、薬物乱用防止運動等にも積極的に参加し、健全な社会の形成に寄与する。
東京労働局からの委託を受けて行っている都南地域産業保健センターの各種事業を、品川区、荏原両医師会と連携のうえ円滑に運営する。
中小企業に働く人々の健康や保健衛生に関する従来の窓口相談や新たな相談窓口を検討すると共に、今後も事業所に出向いての訪問指導、健康講演会の実施等、センターの活性化を図る。また、各事業所に産業医マップ、パンフレットを配布、近い将来サテライト相談方式の採用により地域産業保健活動の推進に寄与する。
日本医師会認定産業医研修会を計画し、産業医認定に不可欠の学習単位取得の一助とすると共に、最新の産業保健情報の提供と再確認の場を設けて、その活動の強化・充実に寄与する。

学校保健に関する事業
校医会、園医会と連携を密にし、定期健診等を行い、生徒・児童・園児の健康増進と体位の向上をはかり、健康管理を通じて学校保健の円滑な実施と成果の確保につとめる。

看護師養成に関する事業
運営委員会を定期的に開催し、看護高等専修学校の健全な運営をはかる。
教員の研修、教材の整備等を行うと共に、人格の優れた善良な准看護師を養成し、地域医療・福祉に貢献し、定着するよう指導する。また、教員の研修及びカリキュラムの整備を更に行っていく。
実習病院との連携を一層深めると共に、充実した実習につとめる。
看護師公開講座を開催し、看護師の卒後研修につとめる。

医療情報の収集と調査・研究に関する事業
各種医事情報の収集整理を行い、会務の運営ならびに会員の活動に資する。
当該医療機関と連動して医事紛争の初期の対応につとめ、医療過誤の発生に対しては綿密な調査検討を行うと共に、その処理に当たっては東京都医師会と連携して解決につとめる。
会員の意識調査、各種の医事に関する調査検討を行い、これらで得られた種々の意見等を分析することにより会務の円滑な運営と地域医療の充実に資する。
診療情報開示については、診療情報提供推進事業に則って、更にその環境整備を行う。

会報及び広報に関する事業
目黒区医師会報を年4回発行し、情報提供として生涯学習の一助とする。
区民向けに隔月発行する「すこやか」を通して、休日診療日程や医師会活動並びに医療情報や疾病対策等の情報提供につとめる。
医師会ホームページを通して、区民及び会員向けに医師会活動や医療情報並びに疾病の流行情報を迅速に提供する。また、かかりつけ医定着促進事業を円滑に行うことにより、地域住民と医療とのつながりを促進する。

訪問看護ステーションの運営に関する事業
訪問看護ステーション運営委員会を定期的に開催し、円滑に運営するようにつとめる。
介護保険制度の円滑な実施に積極的に協力するために、訪問看護ステーションの機能充実をはかると共に、研修・実習の場を提供できるようにその環境を整備する。
訪問看護師と介護支援専門員の資質向上を図り、適切なケアプラン作成につとめる。
地域における在宅ケアの重要性を会員が更に認識するためにも、それに関する必要な施設及び人的充実を図る。

臨床検査センターの運営に関する事業
第198回臨時総会において決議された「平成16年12月末を目標に臨床検査センター業務を廃止する。」に向けて、運営委員会を中心に下記の事項を検討・執行する。
従来の利用会員には、検査業者やセンターの紹介等の業務を引き続き行う。

医業経営の向上改善並びに開発に関する事業
医業に関する税務並びに確定申告(個人事業者)に関する説明会を必要に応じ随時開催し、適正な申告の方法や各種相談を行うことにより税知識の普及向上につとめる。

その他目的達成に必要な事業
医師会本館の老朽化対策として、その維持管理につとめると同時に、会館建て替え計画の具体的検討を更に進める。
平成16年度から開始される新卒後臨床研修制度においては、区内研修病院における研修医が地域開業の医療機関等にて研修をすることとなるため、新卒後研修委員会を設置し対応することにつとめる。